えーよんファイル 植物プランクトン版
●植物プランクトン
海産珪藻類(上3枚)
オホーツク海の冬、アムール川などからの流氷とともに豊富な栄養分が届きます。さらに湧昇流により深層の海水と対流が起こり、そして解氷(3月後半)、日射量が徐々に増え始め海の中は、ブルーミングといわれる藻類の大量増殖期が訪れます。中でも珪藻類は、サイズ的にも大きく、大量に発生し、動物プランクトンや魚介類の幼生の重要な餌となります。
左上
不等毛植物門(Heterokontophyta) |
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右上
不等毛植物門(Heterokontophyta) |
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中央
不等毛植物門(Heterokontophyta) |
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左下
緑色植物門(Chlorophyta) 淡水中で一般的な、比較的なじみのある糸状体藻類で水槽や窒素の流入が多い池や湖沼で時に大量発生して景観を悪くしますが顕微鏡で見ると螺旋状の葉緑体とても美しいです。 |
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右下
緑色植物門(Chlorophyta) 止水域では一般的な緑藻類で特にこのクロロコックム目の仲間は多種多様で美しい形態のものが多く、本種は球形の細胞が連絡糸と呼ばれる糸で群体を形成するのが特徴です。 |